ワンオペ育児をしていると、抱っこ紐を使いながら家事をしたりお出かけをしたりすることが多いですよね。
抱っこ紐は使う人や赤ちゃんの体格によって合う・合わないが大きく異なります。
購入したものが合わず、いくつも買い替えるケースをよく聞きます。
そこで今回は、私が実際に使ってみて良かった抱っこ紐と、選ぶ時に失敗しにくいポイントをまとめてみました。
ちなみに、私は身長165cmの普通体型、赤ちゃんは成長曲線下ギリギリの細身体型です。
結論
- 首がすわるまではベビービョルンミニ
- 首がすわってから生後9ヶ月の現在までミキハウス×ポグネーのベビーキャリア
を使用しています。
抱っこ紐は妊娠中に購入するのであれば、使用場面をしっかり想定して選ぶのがおすすめ。
ただし、産後の1ヶ月健診以降に実際に母子ともに試着して選ぶのも良いと思います。
ベビービョルンミニ
首がすわる前に使用していました。
首がすわってからもたまに使っていましたが、肩の負担が大きく、短時間のみの使用にとどめていました。

メリット
- 首がぐらぐらでも安定して縦抱っこができる
- 背中に腕を回さず、装着が簡単
- コンパクトで持ち運びやすい
- 腕を上げられるので家事がしやすい
- 洗濯機で簡単に洗える
- 抱っこ紐を使いながら自分のトイレがしやすい
装着がすべて前面で行うことができるので、首がすわっていない時期でもとても簡単でした。
スリングタイプとは違い腕を動かしやすいので、洗濯物を干すなどの家事もしやすいです。
腰ベルトがないので、慣れれば抱っこ紐をしながらトイレもできます。
帰省などの長距離移動の時に役立ちました。
デメリット
- 肩に重さが集中する
- 実質5〜6kgくらいで肩が限界
- 赤ちゃんの丸い姿勢が取りづらい?(うちの子の場合)
腰で支えられないため、赤ちゃんの全体重が肩にかかります。
赤ちゃんのお尻を腕で支えながら抱っこをすると少し軽減はされますが、長時間は厳しいと感じました。
抱っこ紐自体は12ヶ月まで使用できますが、体重の関係で実際は生後半年が限界ではないかなと思います。

うちの子はこの抱っこ紐だと泣くことが多く、あまり寝てくれず…
寝かしつけ目的ではなく、短時間の家事やゴミ出しのときに使っていました。
ミキハウス×ポグネーのベビーキャリア
首がすわってから使用しているヒップシート付きの抱っこ紐です。
全然肩が痛くならず、生後9ヶ月(体重7〜8kg)の今になっても、お出かけにはベビーカーよりもこの抱っこ紐をよく使っています。
テーマパークにもこの抱っこ紐で行きましたが、全然肩が疲れませんでした。

メリット
- 肩や腰が痛くならない
- ヒップシートだけでも使える
- 装着も意外と簡単
- 背面が目の粗いメッシュで夏も快適
- 他の抱っこ紐と同様、おんぶや対面抱っこもできる
抱っこ紐を装着するときは、最初にヒップシート部分に赤ちゃんを乗せるので、背中のバックルをつけるのは簡単に感じました。
デメリット
- 価格が高め(4万円超え。有名なエルゴの抱っこ紐よりも高価)
- サイズが大きめでかさばる(ベビーカーの下には入ります)
- 細めの赤ちゃんの場合は姿勢が反ってしまうかも(お尻の後ろにタオルを挟んで調整していました)
- 首すわり前に使用する際は、別売りの新生児用の専用インサートが必要
- 腰部分のポケットが小さく、スマホを入れるには小さいと感じた
ヒップシート付きの抱っこ紐でよく言われるデメリットである、屈んだ時にヒップシートが干渉するというものは私は特に気になりませんでした。

高価でしたが、ほぼ毎日使っているので元は十分取れたと思っています!
自分に合った抱っこ紐の選び方
抱っこ紐を使うシーンを具体的に考えて選ぶのがポイントです。
- 「新生児でも使える」は必ずしも万能ではない
新生児でも使えるタイプは、低月齢の時期はブカブカで不安定な場合も。 - 使用目的を明確にする
移動目的:長時間でも疲れにくい腰で支えるタイプが◎
寝かしつけ目的:スリングが便利だが、家事には不向き
実際の購入体験談
妊娠中にミキハウス×ポグネーの抱っこ紐と別売の新生児用インサートを購入し、首がすわる前も使おうと思っていました。
しかし、専用のインサートを使用しても首がぐらついてしまい、使いづらく感じました。
そのため、特に首すわり前の小さな赤ちゃんに対応しているベビービョルンミニを産後にメルカリで購入しました。
1ヶ月健診のときに抱っこ紐がいるのでは?と思っていたのですが、実際は私を含め多くのママはおくるみで対応していたので、産後に購入するのもアリだと思います。

ベビービョルンミニは使用期間が短いので、メルカリで安く購入しました。
購入時期がわかるものを選ぶのがポイント!
まとめ
- 首すわり前はベビービョルンミニ
- 首すわり後はミキハウス×ポグネーが快適
- 購入前に「使う目的」と「使用時期」を想定する
- 妊娠中に買うより、産後に試着して決めるのも◎
赤ちゃんとママ、どちらも快適に過ごせる抱っこ紐選びの参考になれば嬉しいです。

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